第110回 あなたの2003年を表す漢字は何?

こんにちは、楳林です。研修の仕事が一段落して気が緩んだのか、とうとう風邪を引いてしまいました。まあ、少しのんびりしなさいというメッセージと思って慰めています。先週のエクササイズは「まだ1ヶ月弱ありますが、あなたにとっての2003年を漢字で表すと、どんな漢字になりますか?また、その理由を教えてください」でしたね、面白かったので色々紹介したいと思います。

『忍耐』-「2年間心療内科に通院しながらの闘病生活の中、社内では窓際的な扱いながらも、自己のスキル向上のために自己投資して、ITコーディネーター補として登録。貯蓄もどんどんなくなっていき、結婚相手も見当たらず、父の三回忌を何とか無事に終える。それでも将来のビジョンについてじっくり考える歳であったし、何かが自分の中で変わってきていると思う。厄年でもあった今年。きっと将来へ向けての準備の年であったと思えるようにしたい」(Mさん、SE, 41歳)。

私も厄年の頃は大変な思いをしましたが、自分を振り返るいい機会になりました。「何かが自分の中で変わってきている」という箇所にとても興味を持ちました。

同じく『「忍」―「厳しい1年でした。商売がうまくいかず、知人にも迷惑をかけました。少しでも来年がよい年になりますよう、今から準備をしようと思います』(Aさん、自営業、50歳)。春は必ず来ますよ!

『動』-「私の場合、情報通信業界で3年半の勤務経験を得た後、企業経営についてさらに知識を深めるため、退職を経て社会人大学院へ入学しました。以前からの夢であり、そして又自分のキャリアそのものを大きく変えたいという思いから、一気に「動」いてみました。今までなかなか大胆に動き出すことが出来なかったので、今回は自分にとっていろんな意味で動き(変化)のある年だったと思います」(Kさん、27歳)。

Kさんは「来年は再び就職活を始める年ですが、知識・考え方の変化(動き)が、さらに前に突き『動』かす原『動』力になれば」と言っていますが、動きが好循環へつながる感じですね。

『飛躍』-「しばらくの間暖めてきた自分のやりたいことに気づき、そして、自分で今やれることを探し、それがある程度成功したといえるからです。その作業は、まさに『ハイリスク・ハイリターン』だったと思います。リスクが高くても、自分の目指すところに向かって行けたのは喜びでした。又私の人生において、そうした良い時期だったのかもしれません」(Sさん、35歳)。

良かったですね。来年はもっと飛躍するかもしれませんね。

『融』-「入社6年。これまでは自分の能力の何倍もの仕事を任される日々でしたが、今年ある出来事をきっかけに中長期的に自分を見つめることが出来るようになり、『きちんと向き合わないといけない自分の問題』にプライオリティをつけながら、初めて向き合えた感じがします。イメージ的には、異形の固形物でばらばらだった自分の経験の隙間に、何か流れ込んでいる感じです。そんな『融』です」(Kさん、人材開発関係、27歳)。

何か経験や能力が融合していく感じですね。それがキャリアへなっていくような気がします。

みなさんの今年を象徴する“漢字”を拝見していると、それぞれの個性を感じますね。好調であれ不調であれ、体験したことの意味と次へ向けてのメッセージをしっかり掴んでいて感心しました。私の場合は、『匍匐前進』です。今年は研修とコーチングをしこしこやっていた感じです。来年はなんとしても飛んでみたいですね。

今回は皆さんの“漢字”の紹介で一杯になってしまいました。そこで、何人かの方はすでに触れておられますが、今週のエクササイズは来年へ目を向けてみたいと思います。

このエクササイズに関する回答を cn@en-japan.com までメールでお願い致します。次回内容にみなさんのメールを反映させていきます。送付時に簡単な自己紹介(職種、年齢等)もお願い致します。

●「あなたにとって2004年をどんな年にしたいのかを漢字で表してみてください」