第116回 内なるエネルギーを取り戻す

こんにちは、楳林です。1月ももう最後の週に入りましたが、今年こそ実現したいと思った目標や思いは順調に進んでいますか。まだでしたら、この1週間で、最初の一歩を踏み出してみませんか?前回のエクササイズは「今年に入ってあなたにはどんな新しい出来事が起きていますか」でしたね。1通紹介します。

「私の今年に入ってからの新しい出来事、それは久しぶりに自分の視野が広がる意識改革が起こったということです」(Aさん、41歳、法律事務所勤務)

「実は私は事務所にとって資格なしの不肖の2代目なのです。従って、「資格取得こそが事務所=我が家の運命」と長年受験勉強に専念。しかし成就せず、さすがに気力、体力、“脳力”の低下を痛感。そんな折、昨年暮、気分転換にある“創業塾” に参加、約40人の老若男女の皆さんの起業意識に燃える姿を見て、久しぶりに自分も“内”からのエネルギーが湧いてきているのを覚えたんです」(Aさん)。

創業、起業というのはその人のビジョンや志が大切になる世界ですね。そういう人の集まりに出てAさんもそれまでの「資格を取らなくては」という世界から一歩出る機会を得て、自分自身の内側にある企業家魂みたいなものを思い出し始めたのかもしれません。40代という人生の後半戦にむけて、今年は新たなステップを踏めそうですね。

「ここ数年、『その資格を取るのが私の使命』みたいな気持ちが先行し、少々焦り気味の狭い生き方になっていましたが、でも違うんですね。本当の勝負は資格取得後のもっと先を見ることなんです。それに自分の中でも起業意識を持ち始めた自分がいるのにもびっくり。運よくすでに宅地建物取引主任者とマンション管理士の資格を持っており、これらをうまく活用できたら、と再び前向きな気持ちが沸いてきました」(Aさん)。

皆さんにも聞いてみたくなりました。「“内”の方から何かエネルギーが湧いてくる」って何だと思いますか?それを今も感じることが出来ますか?あるいは以前持っていたなと思われますか?

私自身の体験では、これまで何度もそれを感じたことがありますが、又いつの間にか消えたようになる。灯ったり消えたりの繰り返しであったような気がします。最近は老年学に取り組めることで再び灯っていますが(笑い)。それを思うだけでワクワクする感じがするのです。

内のほうから湧いてくるエネルギーというのは、何か新しいこと、魅力のあることに出会って情熱が湧いてくることもありますが、やはり自分の本質とか夢、志、ビジョンといったものに触れたり、思い出したりした時、あるいは他人と心が通じ合った時などに出てくるような気がします。

で、そういうときこそ、「自分が本当に何をやりたいのか」「何を大切にしたいのか」といった問いに対しても、何かスッと答えられそうな感じがします。「何をやっていいのかがわからない」という人は多分、この「内からの湧き上がるエネルギー」みたいなものが目下、消えているのかもしれませんね。

ではどうしたらこの「内からのエネルギー」を持ち続けることが出来るのでしょうか。たとえ消えたとしてももう一度取り戻すにはどうしたらいいのでしょうか?

Aさんのようにセミナーや集まりに参加してエネルギーを取り戻すのも手ですね。私も時々参加して刺激を受けます。じっくり取り組むなら、自分の人生小史を作成して、小さい時に興味、関心を持ったことを思い出したり、体験してみるのも結構役に立ちます。

手っ取り早いのは、日ごろから少しでも興味のあること、気になっていたことなどから1つ選択して、とりあえずでも始めてみることです。一歩踏み出してみることです。行動しながら、もっと興味がわいてくることが出てきたら、選択し直していけばいいのです。

ということで、今週のエクササイズです。

●「今あなたが、一歩踏み出して始めたい事は何ですか?」