第42回 ライフ・キャリア・バランス
こんにちは、楳林です。お盆休みどう過ごしていますか。私は名古屋で13日までチャックスペザーノ博士のヴィジョン心理学セミナーにスタッフとして参加しています。
先週のエクササイズは今までと違って「私(楳林)に質問したいことを教えてください」でしたね。思いがけない質問もあってビックリしたり焦ったりしています。今回は「なぜコーチングというお仕事を選んだのですか。あなたがその仕事をしていて一番幸せだと思う瞬間はどんな時ですか」(Iさん)にお答えしたいと思います。
コーチもいろんなタイプがあると思いますが、私の場合、まずビジョン心理学を通じて「全ての人は意識の深いレベルに独自の才能とビジョンを持っている」ということを体験しました。その後、キャリアカウンセリングでキャリアに対する問題意識を育てました。だから、コーチングでやっと自分に合うスタイルを見つけたという感じです。
ビジョン心理学を通じて「独特の共感性」を伸ばすことが出来ましたが、コーチングとの出会いによってそれを生かしながらも前に進む力や仕事に結び付けられるようになったと思っています。また自分の中に「ネガティブな問題提起者」と「無思慮な行動派」が対立していましたが、それが3つのプロセスを経て統合されてきたと思っています。
一番充実感を感じる時は、クライアントとのやり取りを通じて、その人の中にある才能やビジョンに気づいたり、解決策や答えを一緒に見つけた時ですね。以前はうまくいかず、落ち込む時もありましたが、最近は「それもプロセス」と流せるようになりました。答えになっているかな?(今後も質問にも出来るだけ答えていきますので宜しく!)
ところで、私自身、今年初めのキャリアコーチング(第11回)で2002年を「ライフキャリア元年」と位置付け、「ライフとキャリアを一体として捕らえる意識変革の必要性と、それなくして企業も本当の構造改革にならない」と書きました。
私は今企業研修の形で30~50代の方に対して「ライフキャリアデザイン研修」を実施しています。当初はリストラと絡むケースの多かったキャリアデザイン研修も、最近はリストラと全く関係なく、全社員に受講させるような動きさえ強まっています。
そんな中、今回は、パクさんという女性が書いた「会社人間が会社をつぶす」という本のなかで提案している「ワーク・ライフ・バランス」に共感することが多かったので、これを紹介したいと思います。パクさんは米国で大学院を出て外資系の会社に勤務、結婚して“仕事と家庭の板ばさみ”に苦労する中で、米国の「ワーク・ライフ・バランス」セミナーに出会ったのをきっかけに、これを日本に普及させようと思い立ち、それを仕事として手がけているそうです。 ワーク・ライフ・バランスとは、やりがいのある仕事と充実した私生活―人間関係、自己成長、健康、家庭など-を両立させることで、そのほうが個人も生き生きするし、会社も業績が向上するという考え方です。
でもそのためには、個人は意識改革のために自分を良く知ること、そして本当にやりたいこと、大切なことは何かを知る必要があるし、会社もそれ以上に意識変革が必要であるとして、そのためのコンサルティングやセミナーを開催しておられます。
ただ、パクさんが著書で紹介している「ライフ・バランス・セミナー」(一部だそうですが)は企業研修のプログラムに比べると、私がコーチングやキャリアカウンセリング、或いはビジョン心理学で体験したり、私個人で使っているセッションやプログラムに近く、ちょっとうらやましい気がします。そのうち、この「キャリアコーチング」読者対象にライフキャリアのワークショップをやれたら良いな、と思ったりもしています。
ということで今週のエクササイズは、「ライフ・バランス・セミナー」のセッションにある「未来の私との対話」(ビジュアライゼーション)でちょっと20年後のあなた自身になっていただきます。
●「20年後のあなたから見て、現在の自分の状況に大きな違いを与えるために、 自分が今すぐ取れる2つの行動は何ですか」
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