第51回 プロジェクトY実現への最大の課題は?
こんにちは、楳林です。めっきり秋らしくなりましたね。先週のエクササイズは「これから1年間、あなたは自分の強み、得意なこと、好きなことを生かして、実現したいプロジェクトは何ですか」でしたね。今回は多数の回答があり、皆さんのやる気を感じました。先ず1通紹介します。
「私の夢は事業家になって自分の信念で仕事をし続けること。そのためにもこの1年、今の会社で今の仕事にきちんと成果を残して、次のステージに転職することです」(Iさん、情報処理サービス業、30歳)。 Iさんは将来のキャリアビジョンをしっかり持った上で、自分の強みを伸ばすために中小企業診断士の試験も受けつつ、この1年の目標を定めている点がいいですね。この1年の「きちんとした成果」をもう少し具体化してみてはどうですか。
もう1通。「2003年10月までに自分のホームページを作ること。それによってたくさんの人との出会いがあったり、自分も楽しく趣味を深め、成長する中で、さらに『何をしたいか』『何を実現したいか』を考えていきたい」(Aさん、編集者、28歳)。
たとえ今はわからなくても、1年間のプロジェクトYでワクワクすることを行うことは、必ずあなたのキャリアビジョンにとって大切なプロセスになると思います。
ところで、今回のエクササイズを出した直後、1冊の本に出会いました。宇宙飛行士の向井千秋さんとご主人が翻訳した「4001の願い」(著者は米国のバーバラ・アン・キプファーさん)です。原題は「The Wish List」、「生きているうちに、私は・…したい」という短い文章の“願い”が4001、載っている本です(原書は約6000)。この本には、偶然ではない何かを感じました。
「願いというのは私達の心の奥底から涌き出てくるものなので、ある重要な情報、つまり『自分とは何か』『自分は何者になれるのか』という情報を持っている」と向井さんは前書きで書いています。ちなみに4001は「自分の願いが間違っていないか気をつける」だそうです。楽しい願いが満載されています。
そこでこの本に倣って、みなさんの回答の一部をWISH LIST風に掲載してみました。
□ 自分の感じる力(女性性、共感性)を使いカラーアドバイザーになっている
□ 構想を練っている歴史小説を書く
□ コーチングをマスターする
□ 男女共同参画プロジェクトを軌道に乗せる
□ メルマガを商業ベースに乗せる
□ ずばり、女性性を追求する
□ 月1回、ライブハウスで演奏する
□ キャリアカウンセラーの資格を取る
□ 地域猫を救うため猫嫌いの人ともコミュニケーションをとれるようにする
□ 社内のクリエイティブコンテスト(年4回)で、最低1回1位をとる
□ キャリアコーチングの本を書く(これは私です)
生涯かけて実現したいことが、今の段階でわからなくても、いまワクワクすることをやることは必ず自分のキャリアビジョンにつながる。そういう信頼のもとに1年限定付きのプロジェクトYをより具体的にし、達成プロセスも楽しんでください。ところで、先週は、2人の日本人がノーベル賞をとるというビッグニュースが飛び込んできましたね。物理学賞の小柴昌俊さんと化学賞の田中耕一さん。御二人とも研究が好きで好きでたまらない、研究してきたことを語る時の幸せな笑顔が印象的でした。周囲を気にせず、とにかく好きなことを貫くというのが大切なんですね。
ということで今週のエクササイズです。
●「この1年で達成したいプロジェクトYを始めるにあたって、最大の課題 (あるいは障害)を一つあげてください」
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