第61回 1年を振り返って
こんにちは、楳林です。先週の今年最後のエクササイズは「なんと!」61回を通じて初めて回答ゼロを記録しました。でもこれは「今年1年の振り返りにページを割いてください」というメッセージだと私はポジティブに解釈させていただきます(笑)。
なお、来年のプロジェクトY を進めるにあたって、以前紹介した枝廣淳子さん(「朝2時起きで何でも出来る」の著者)のバックキャスティングの3つのステップを参考にすることをお勧めします。
(1) 理想を自由に描いてみるー「現状はどうか」「今どんな問題があるか」をひとまずおいて、「先ずどこへ行きたいか」をしっかり描く。
(2) 何が出来たら、その理想像が実現できるか
(3)(2)が出来るようになるには、具体的にどうすればよいのか(行動計画)
さて、「キャリアコーチング」を通して、私自身の1年を振り返ってみたいと思います。
一昨年の10月中旬から「キャリアコーチング」が始まって、2002年は第11回「ライフキャリア元年」から始まりました。当初は10回ぐらい書ければ、という気楽な感じでお引き受けしましたが、鈴木編集長にうまく乗せられて、20回、次は50回とまるで短距離、中距離ランナーから遂にマラソンランナーにまで転向させられていきました。
ここまで続いたのは、何よりみなさんのエクササイズに対する回答があったからこそ、と感謝しています。根がフリーチャイルドで、朝令暮改が朝飯前の私にとって、毎回「こんにちは、楳林です」と書き始めるのすら、かなり長い間抵抗がありました。でも毎回のみなさんの回答が、私のエネルギー源になりました。戴いた回答は今でも全部保存しています。
「理想のキャリアを実現するためのエクササイズ」というタイトルは、鈴木編集長から与えられたもので、当初は照れくさい感じがしました。私自身、理想のキャリアを実践しているどころか、キャリアに関しては落ちこぼれに近かったからです。ただ、かつての恩師であるヴィジョン心理学のチャック・スペザーノ博士の初めての著書が「30日間で理想のパートナーを見つける方法」だったので、何か因縁を感じて「やってみるか」という気を起こさせました。
ところで、「理想」というのは今の日本、あるいは現代において「死語」に近いかもしれません。でも年功制の時代から、キャリアを自らデザインする時代へと変わってきつつある21世紀というのは、再びビジョンとか理想、夢とかを大切にする世紀なのでは、という気がしてなりません。
そんな訳で、転職サイトのメルマガなのに、ある意味では目先の転職スキルから程遠いテーマを自由に書かせていただいた鈴木編集長とen-japanに改めて感謝するしだいです。
1年を振り返って、自分の印象に残ったり、思い入れの強いテーマは「ライフキャリア元年」(第11回)、「キャリアコンパス」(第14回)、「キャリアとマネジメント」(第37回)、「アクションラーニング」(第39回)、「ライフ・キャリア・バランス」(第42回)、「セレンディピティ」(第45回)「フライフィッシング」(第49回)などですね。みなさんはどうでしたか。
前職が新聞記者だったこともあり、新しいテーマやコンセプトにすぐ飛びついてしまいます。でも一番勉強になったのは、みなさんの回答です。通勤の電車の中で何度も読み返すのが楽しみになっています。
それにしても、この1年、「キャリア」について考えない日はなかった感じです。新聞記者時代は「ベンチャーの楳林」でけっこう名が通ったものです。ヴィジョン心理学では「パートナーシップは楳林夫妻に聞け」(ちょっと、のろけです)。今は「キャリアの楳林」を自負しています。本当に単純にほれ込むタイプですね(笑)。
また、仕事の面では今年1年、30歳から50歳代までのキャリアデザイン研修に専念しました。30歳代では「キャリアの自己責任」、40歳代では「市場価値やプロフェッショナル」、50歳代では「生涯現役」がメインテーマでした。
自己啓発の面では11月から「アクションラーニング」をものにしようと、6ヶ月コースに参加しています。コーチングは来年6月から始まる資格コースに備え、再び活動開始です(クライアント募集中!)。23年勤めた新聞社を辞めて、来年が10年目。新しい始まりの年にしたいですね。
それではみなさんいいお年をお迎えください!ということで今週のエクササイズです。
●「あなたにとって今年はどんな成果のあった年でしたか」
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